今回は、福岡市博多区の下川端町にある ” イグニッションスイッチ” オーナーの白木 正信さんにお話を聞いてきました!
白木 正信(しらき まさのぶ)さん
Taberiiインタビュアー
Taberiiインタビュアー
まず、お店の名前の由来をお伺いしても宜しいですか?
白木さん
食事によって心や体のエンジンのON/OFFが切り替えられるような場所になればという思いで名付けました。
Taberiiインタビュアー
お名前はご自身が考えられたんですか?
白木さん
一番最初は姉とやってたんですよね。なので、姉と一緒に決めました。
Taberiiインタビュアー
お姉さんと一緒に名前を出しあったんですか?
白木さん
いや、もともと、自分はずっと車とかバイクとか、そういうのが大好きだったもんで。これ、キーなんですよ。
Taberiiインタビュアー
キーですか?
白木さん
ここにキーを挿して回ってます。
Taberiiインタビュアー
なるほど!
白木さん
昔は挿して、くるっと回すタイプだったんで。
Taberiiインタビュアー
そうですよね!これでスイッチオンみたいな感じですよね。
白木さん
そうですね。
Taberiiインタビュアー
開業されて11年になられるんですよね。どうですか?早かったですか?
白木さん
そうですね。早かったですね。
Taberiiインタビュアー
もう、ずっとここでされてるんですか?
白木さん
そうです。開店当初からここです。
Taberiiインタビュアー
ぜここに決められたんですか?
白木さん
もともとは、今は全然スタイル違うんですけど、 日曜日は休みたいっていう嫁からの希望があって。それで、オフィス街だったら日曜休みやない?っていう話があがったんですよ。
Taberiiインタビュアー
家族との時間もやっぱり大事ですよね。
白木さん
うん、そう思ってたんですけどね。 今はもうイベントしか出てないですからね、もうずっと。
Taberiiインタビュアー
九州で周られてるんですか?
白木さん
そうですね、九州というか、 宮崎、鹿児島以外ですかね。
Taberiiインタビュアー
キッチンカーで行くんですか?
白木さん
そうですね、キッチンカーかテントですよね。まあ、外に出てる時は、店内で売っているような商品は売ってないからですね。皆さんほぼわかんないですけどね。
Taberiiインタビュアー
なるほど。もともとお酒の営業をされていて、転職ですよね。きっかけはあったんですか?
白木さん
きっかけはですね、関東に転勤っていう話があったんですけど、なかなか私も、上に立つ立場になると、下に物が言えなくて。やっぱり自分でやってしまうっていうのが常にあるから、もうそれは嫌だと思って。自分で何かしようかなって思って。自分で何かしようと思ったら、アパレルか飲食ぐらいしかできないなと思って。
Taberiiインタビュアー
お料理はもともとされていたんですか?
白木さん
全く知らなかったです。
Taberiiインタビュアー
修行に行かれたんですか?
白木さん
行きましたよ。色々。
Taberiiインタビュアー
差支えない範囲で、どういったところに行かれたんですか?
白木さん
まぁ、平たく言ったら、まずパン屋さん。フレンチの店とか、あとアメリカンダイナーとか。ハンバーガー屋ですね。ハンバーガー屋って言っても本当に洋食のステーキとか、いろいろ。まあ、何て言うんですか、今のウルギャンわかります?あんな感じの、もっと安い店です。ハンバーガーから洋食のステーキもあるような店です。
Taberiiインタビュアー
お店でお食事させていただいたとき、すごくパンも美味しかったですし、ボリュームもしっかりあって、味もとても美味しかったです!色々なところで修行されて色んな要素を取り入れていらっしゃるからなんですね。
白木さん
ハンバーガー屋が凄かったです。結構、東京でも有名な店ではあるんですけどね。グルメバーガーの先駆者みたいな人の下で働いたからです。
Taberiiインタビュアー
なるほど。何年くらいですか?
白木さん
いや、そんなに長くないですよ。だけど、俺は…何年だ?6年くらいで辞めて、いろいろ行ったのかな。ある程度、自分が覚えたいとこだけ、ここだけって決めて、ここここっていうのを決めましたね。
Taberiiインタビュアー
家族の協力みたいなものも結構必要ですよね。
白木さん
そうですね。自分に娘が生まれても、本当に何年かは分かってないみたいな感じでしたもんね。
Taberiiインタビュアー
だからお店を開くときは日曜日はお休みにしたいという感じだったんですね。
お店のポリシーやこだわりは何でしょうか?
白木さん
昔ほどは強くないんですけど、昔はほんとに全てのものを作ってたんですよね。やっぱり今はもうベーコンであったり、サーモンであったりと自分で作ってますし、そうするようになったら結局主力になる商品のソースとかは自分で作ってますよね。
Taberiiインタビュアー
ベーコン、サーモンが手作りって、燻製とかですか?
白木さん
そうですよね、燻製も。
Taberiiインタビュアー
仕入れ先はどうですか?
白木さん
まあ、知り合いの肉屋であったり、魚屋であったりってしてるんですけど、昔は本当に サーモン1本持ってきて、さばいてみたいな感じでやってたんですけどね。
Taberiiインタビュアー
今はされていないんですか?
白木さん
今は開いたやつを使ってという感じですけど。
Taberiiインタビュアー
あとは、お店の雰囲気というか、どういった方に来てほしいなとかありますか?
白木さん
もともとここですね。男が来るところって思って作ったんです。そうしたら蓋を開けたら9割女性が来るんですよね。
Taberiiインタビュアー
この前ランチに来たときも女性が多かったですね。
白木さん
だから女性に寄った物って無いんですよね、ほぼほぼ。
Taberiiインタビュアー
何でですかね?
白木さん
だから私のイメージとしてはアメリカとかイギリスで、お酒を飲みながらサンドイッチ食べることがあるから、そう思ってたら全然違ったっていう。
Taberiiインタビュアー
なるほど。
白木さん
だから、ほぼほぼ女性なんで全然マッチングしてねぇなっていう。
Taberiiインタビュアー
じゃあちょっと女性を意識してメニュー考えたりとかもするんですか?
白木さん
そりゃしないですけどね。
Taberiiインタビュアー
しないですか。
白木さん
しないですけど、だから本当にモチーフが単車だったり楽器だったりみたいな感じですもんね。
Taberiiインタビュアー
こういうお店のインテリアとかはどなたが考えられたんですか?
白木さん
自分が一応セレクトはさせてもらっています。 設計士さんが知り合いの方だったので、こういったのが良いというイメージ的なものを、一緒に擦り合わせて、これとこれとこれを入れてくれみたいな感じで作ってもらって。
Taberiiインタビュアー
11年ですけど、綺麗にされてますよね。
白木さん
そこまで油物を扱う商売じゃないから、多分そこまで汚れてないだけです。
Taberiiインタビュアー
これ可愛いですね。(バイクをモチーフにした立体壁画)
白木さん
これは、9周年の時にお客様からもらったやつです。
Taberiiインタビュアー
お客さんとバイクの話で盛り上がったりされるんですか?
白木さん
そうですね。昔は自分が単車に乗っているのを前面に言っていたんですけど(笑)今はもう言わないからですね。
Taberiiインタビュアー
そうなんですか。今も乗っていらっしゃるんですか?
白木さん
今はもう乗る暇がないから、ほぼほぼ乗っていないんですよ。だからもう単車単車と言えなくなって。昔はずっと単車と言っていたんですよ。それからイベントに出るから、時間が無くなってしまって。
Taberiiインタビュアー
今週末とかもあるんですか?
白木さん
今週末は企業さんの買い取りみたいなイベントがあるから。
Taberiiインタビュアー
企業さんの買い取りですか?
白木さん
企業さんが企画するのがあるじゃないですか。お客さん招いて祭りみたいなやつ。ああいうのに呼ばれているのがあるから。
Taberiiインタビュアー
なるほど。それは大変ですね!あと、一押しの一品を伺っても宜しいですか?
白木さん
一応この3品が看板であるからですね。BLTCAサンド、スペシャルカツサンド、スモークサーモンアボガドサンドですね。
Taberiiインタビュアー
お客さんは女性の方が多いとおっしゃっていましたが、オフィスの方ですか?
白木さん
そうですね、OLさんメインですよね。
Taberiiインタビュアー
夜とかはどうなんですか?
白木さん
そうですね、OLさんと、夜になると男性が比較的いらっしゃる頻度の方が高くなるんですけど。 みなさんイメージ的にサンドイッチ屋だと思ってるから、料理なんて出てこないって思ってるから。普通に色々仕込むことは仕込みます。
Taberiiインタビュアー
ちなみにどんなメニューが?
白木さん
何でもできます。もうお客さんの要望で。どんな感じでも大体作れます。パスタであろうが、ピザであろうが何でも出来る。
Taberiiインタビュアー
本当ですか!?ぜひ懇親会でも利用させていただきます!
あと、アメリカだとサンドイッチと一緒にお酒をということですが・・
白木さん
だいたい軽食のイメージではないっていうイメージをつけたかったんですよね。サンドイッチでも普通に食事として成立するっていう風には作ったつもりだったんですけどね。
白木さん
でも、あんまり日本では無いですね。だから、それをイメージしてやってたんですけど。まあ、けど実際の話が、パン屋に入ったときサンドイッチって耳大半が捨てるじゃないですか。あれもったいないなって思いながら。だからもう、俺がやるときはホットサンドを作ろうと思って。そしたら耳みんな食べるじゃないですか。
Taberiiインタビュアー
そうですよね!耳も美味しい。
白木さん
だってうちの嫁食べないんですよ(笑)一番お前がダメやなって思う(笑)
Taberiiインタビュアー
奥さんもホットサンドだと耳まで食べられますか?
白木さん
いや、だから食べないんですよ!今だに。いや、だから、何だって思いながら。みんな食べられるように作っているはずなんですよね。
Taberiiインタビュアー
耳まで本当に美味しく頂けました!
では、お店のコンセプトは一言で言うと何ですか?
白木さん
食堂ではあるんですよね、自分のイメージでは。だから何て言うんですかね、普通にドライブインみたいなイメージで持って行って欲しいは欲しいんですけどね、ああいう感じのイメージを。安い食堂って思って頂くほうが良いのかなって思うんですけどね。
Taberiiインタビュアー
そうですね。気軽にみんなに来て欲しいみたいな感じですかね。
白木さん
そうですね。
Taberiiインタビュアー
ずっと福岡にいらっしゃるんですか?
白木さん
福岡にいます、ずっと。だから、アメリカンダイナーに修行に行った時だけ東京に行って。
Taberiiインタビュアー
修行をしたらまた福岡に戻ってきてお店をしたいという感じだったんですか?
白木さん
元々福岡出身なんで自然と福岡に居たいと思いましたね。
Taberiiインタビュアー
最後にTaberiiについての印象をお伺いしても宜しいですか?
白木さん
いや、これすげぇなと思いましたよ。本当に。やっぱり決済手数料が無いというのは本当に嬉しいから。
福利厚生として叶うみたいな。みんながメリットがあるしね。
Taberiiインタビュアー
会社勤めをされていたということですが、会社からの福利厚生はありましたか?
白木さん
実際はあってもなかなか使わないじゃないですか。
Taberiiインタビュアー
食事は絶対何かしら皆さんとられるので、そういうところで食事なんです。
白木さん
コロナ以降、会社のみんなで飲むっていうのが少なくなってきているらしいですね。Taberiiがもっと早くあれば良かったなぁと思いました。
Taberiiインタビュアー
今後も色々とご協力をお願いするかと思います。
白木さん
こちらこそどうぞ宜しくお願いします。
Taberiiインタビュアー
本日はお時間を頂きありがとうございました!