Interview
Bistro akari様
インタビュー
今回は、早良区干隈にある“Bistro akari”店主の井口義章さんにお話を聞いてきました!
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井口 義章(いぐち よしあき)さん -
Taberiiインタビュアー
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本日はよろしくお願いします!
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よろしくお願いします!
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それでは早速ですが、まずお店の名前の由来を教えていただけますか?
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元々、母がこの場所で「たられば」というお店をやっていたんです。「たられば」って、「○○してたら」「○○してれば」みたいな意味合いがあって、空想的な言葉じゃないですか。そこから自分の中で、「アイデア」「ひらめき」「ぴかん」と光るようなイメージにつながって、「akari」という名前にしました。あとは、「街の灯り」といった意味も含んでいます。
僕自身、照明が好きで、店の角に置いている和紙でできた有名な照明「AKARI」が好きだったことも、理由の一つですね。
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素敵なお名前ですね。ありがとうございます!
お母様が「たられば」というお店をされていたとのことですが、お店を始められたきっかけを教えていただけますか?
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東京で10年くらい働いて、30歳の時に福岡に帰ってきたんです。ちょうどその少し前に、母がこの場所で「たられば」を立ち上げて、一人で喫茶店のようなお店をやっていて。僕自身30歳くらいで福岡に戻ってくることは決めていて、最初は六本松あたりで小さく自分のお店をやりたいなと思っていたんですけど、母から「一人でやるのは大変だから、一緒にやってみない?」という話があって、そのまま一緒にお店をやることになりました。
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東京ではどんなことをされていたんですか?
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イタリアンやフレンチ、アメリカン、和食など、いろんなジャンルのお店で主にキッチンをやっていました。
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幅広いジャンルを経験されてきたんですね。
飲食の道に進まれたきっかけは何だったんですか?
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父が西新で30年ほど居酒屋をやっていたこともあって、高校生くらいの頃には、飲食の道に進むというのが何となく頭の中にありましたね。家の下がお店だったとかではないので、父のお店に頻繫に行ったり、手伝いをしていたわけではないんですけど(笑)。
あとは、小さい頃から、ご飯を食べている時に「これ、ゆずが効いているね」みたいなことをボソッと言ったりすると、母が「すごいね、分かるんだ!」みたいな反応をしてくれて。そういう経験もあって、飲食が向いているのかなと思ったのかもしれないですね。
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そうだったんですね。
幅広いジャンルを経験されてきた中で、お店を始める時に「ビストロ」という形にされたのは、どういった理由からだったんですか?
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お酒を飲む場としての雰囲気は持たせたくて、「ビストロ」という形を選びました。「ビストロ」はフランス語で居酒屋という意味なんです。イタリアンの経験が一番長いので、「トラットリア」(イタリア語で居酒屋)という形も考えたんですけど、ちょっとイタリアン色が強くなる気がしたので、もう少しジャンルとして幅を持たせて、いろいろな洋食を扱える形にしたいなと思いました。
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ありがとうございます。
お店をされている中で、こだわりや大切にされていることはありますか?
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居心地の良さや温かな接客、お客様との自然な距離感を大切にしています。僕一人でやっている時は、なかなか難しい部分もあるんですけど、アルバイトの方や母にも、自分が大切にしている空気感が伝わるような接客をしてもらっています。
例えば、「いらっしゃいませ」だと一気にお店感が強くなる気がして、僕はあんまり好きじゃないので「こんにちは」と挨拶しています。知り合いが遊びに来てくれたくらいの距離感でいたいんです。あとは、本当だったらグラスが空いたタイミングで「次はどうされますか?」と聞くべきなんでしょうけど、あまりストイックに聞かないようにしています。こちらから積極的に声をかけるというよりは、自然と近くを通る回数を増やして、お客さんが声をかけやすい空気をつくるようにしていますね。
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先ほど接客してくださった女性のスタッフの方も、温かい雰囲気で、お店で大切にされているお客様との距離感や居心地の良さをとても感じました。
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あの方は、お店にとって本当に大切な存在ですね。すごく素敵な方に巡り合えたなと思っています。
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素敵ですね!
続いて、お店の一押しメニューについて教えていただけますか?
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ランチだと、ナポリタンですね。洋食っぽいものを出したいなと考えていた時に、昔、先輩がまかないで作ってくれたナポリタンがすごく美味しかったのを思い出したんです。別のイタリアンのお店で働いていた時にも、先輩が「ガチのナポリタン」を作ってくれたことがあって、それがまたすごく美味しくて。そういう記憶ともつながって、「やってみようかな」と思いました。うちのナポリタンは、いわゆる普通のナポリタンとはちょっと違っていて、ほとんどトマトソースベースで、生クリームも使っています。あとは、削りたてのチーズや燻製のタバスコを合わせたりして、少し色を出していますね。来ると絶対ナポリタンを頼むというお客さんもいます。
ディナーについては、「これが売りです!」というメニューは特にないんですよ。「ここに来たら、みんな絶対これを頼むよね」という感じよりは、お客さんそれぞれに「自分はこれを頼む」という、その人にとっての正解のメニューを常に出していけるようなお店にしたいと思っています。コース料理については、ある程度のスパンで内容を変えたり、続けて来て下さる方には前回と被らないように少し内容を変えたりしています。
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ランチでナポリタンをいただきましたが、濃厚で美味しかったのはもちろん、削りたてのチーズもとても美味しかったです。akariさんのナポリタンを食べに行こうとなるのも、すごく分かります!
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ありがとうございます。チーズは削りたてだと全然味が違うんですよ。お客さんに「どこのチーズですか?」と聞かれることも多いです。
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ショーケースに並んでいるデザートも手作りされているんですか?
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そうですね。バスクチーズケーキや生チョコテリーヌなど、基本的には手作りです。
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店内の雰囲気や家具もとてもお洒落だなと思ったのですが、こだわりなどはあるんですか?
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ソファーやテーブルなど、メインの家具はもともと母がやっていた時のものですね。天井の木の部分などは、大工さんにほとんどボランティアでやってもらっていて。床は母が打ち込んだみたいです。
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お母様、すごいですね(笑)
木の温もりを感じて、とても落ち着きます。
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あと、店内の棚に置いて販売している雑貨などは、いろんな方が作られたものなんです。もともと母が、「この棚を使って何かできたら良いよね」と話していて、棚代をいただいて貸し出しをしています。置いている方は、作ることは好きで制作意欲はあるけど、売る場所がないという方が多いですね。主婦の方が中心ですが、「置いてみたいです」と来られた方に使ってもらっています。
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普段、どんなお客様がよく来られますか?
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女性の方が圧倒的に多いですね。お子さんが学校に行っている間に来られる主婦の方が多いのかなという気はしています。あとは、ご家族で来られる方もいます。場所柄、車で来られる方が多いので、この辺りにお住まいの方ばかりというわけでもなく、InstagramやGoogleを見て来られる方が多いですね。
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これからのお店について、挑戦してみたいことや展望はありますか?
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挑戦してみたいことはいろいろあります。一つは結婚式などでの「ケータリング」で、今度近くのカフェで少人数の結婚式が予定されていて、その料理をうちが担当することになっています。 また、今までやっていなかった「おせち」を今年はやってみようかなと思っています。
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すごいですね!
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「おせち」は洋風な感じで、かなり気合いを入れたものになると思います(笑)。
あとは、護国神社の蚤の市や放生会などのイベントにも出店していけたら良いなと思っています。イベントへの出店はいつになるかまだ分からないんですけど、「ケータリング」と「おせち」については、今年から動き出す予定です。
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ありがとうございます。
最後に、Taberiiについて率直にどう思われましたか?
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すごく面白くて良い企画だなと思いました。飲食店側としても便利ですし、福利厚生という面で企業の従業員さんにとっても良い仕組みだと思います。
ただ、その広がり具合でいうと、今のところはまだうちの店まで大きく影響が届いているという感じではないですね。
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ありがとうございます。福利厚生の食事補助として利用される方はまだ少ないと思いますが、今回のインタビューをきっかけに、akariさんの魅力もたくさん利用者の方に発信していきたいと思っています。
インタビューは以上になります。本日はありがとうございました。
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ありがとうございました。