Interview
赤坂鍋昌家様
インタビュー
今回は、福岡市中央区赤坂にある ” 赤坂鍋昌家 ” 店主の甲斐 昌宏さんにお話を聞いてきました!
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甲斐 昌宏(かい まさひろ)さん
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Taberiiインタビュアー
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お店の名前の由来を教えてください。
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軽いタッチで決めたんだよね。「なべしようや」⇒「なべしょうや」⇒「鍋昌家」で、自分の「昌」の字も入ってるしって思ったのと、家って感じにしたかったから、「屋」じゃなくて「家」にしたんだよね。
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お店はいつから始められたんですか?
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鍋昌家は2011/4/15からやってます。
赤坂新風亭が1990年10月22か23日オープンでそこから、赤坂古処(2004~)になって、、、という感じです。
ずっとこの場所のお店でアルバイトから働いてきました。
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お店のポリシーやこだわりはありますか?
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ゆるり、ゆるり、スタッフもお客さんも、「働かされている、食べさせられている」と思わなくていいようなものを目指してる。
せっついた営業をしたいわけではないんだよね。「ちょっとまってねー」みたいな。そういう感じでやっていきたい。
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お店のおすすめの一品を教えてください。
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やっぱりもつ鍋かな。
もつ鍋にはこだわり続けて30年で、この時期だから楽しめるということを大事にしたいんだよね。時期や産地が変わればスープも若干変わるはずなんですよ。
もつ鍋に限らないんだけど、季節に合わせてキャベツの入れ方を変えたりして、最後まで全部食べつくしてもらえるように色んな工夫をしてる。
自分は油を余分に自分は食べたくないので、スープがすっきりなるべく濁らないように火を焚いて、鍋の周りに油がつかないようにしている。
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確かに冷えたら冷えたで、また美味しくスープが飲めますよね。
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うん、あれは絶対に譲れないところです。始めたときからなんか嫌だなーっていつも思っていて。
昔は、豪快なのがもつ鍋っていう感じで、あくも野菜が吸って、それでうまいんだよって言っていたけど、なんか違うって思っていて。
30年こだわってやっている。
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ご出身は鹿児島の方だと伺っているんですが、なぜ福岡でお店を開こうと思ったんですか?
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もともと福岡大学に通っていて、賄い欲しさに飲食店でバイト始めて続けていたら、色んな人と知り合って今に至るっていう感じかな。
父親は、大学卒業後は帰ってきて魚屋の後を継ぐと思っていたみたいだけど、言い訳して帰らなかった(笑)
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お店のコンセプトなどありますか?
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お客さんがうちを愛してくれる、それ以上に愛します。
受けた恩のそれ以上を返すっていうのをコンセプトにやっていますね。
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なるほど。素敵ですね。ありがとうございます。