Interview

今回は、薬院、春吉・西中洲にある “肉大将 薬院店、春吉・西中洲店” の松尾 純也さんにお話を聞いてきました!

  • 松尾 純也(まつお じゅんや)さん
  • Taberiiインタビュアー

本日はよろしくお願いいたします。

よろしくお願いします。

まずお店を始められた経緯を教えてください。

元々前の肉大将さんが20年くらいお店をされていて、3年前に我々が名前を引き継ぎました。

メニューなどもそのまま引き継がれたんですか?

いえ、内装も少し変わりましたし、引き継いだものはタレですね。

そうだったんですね。
新しい肉大将さんを始められたのはいつですか?

2022年の4月15日です。

じゃあ、2年、3年目くらいですね。
松尾さんは元々飲食業をされていたんですか?

いえ、そもそも僕はITでこの会社に入ったので。

我々と一緒じゃないですか!ITで入ったんですね。

そうなんです。個人でも通販の会社を持っているんですけど。友達に通販手伝ってほしいと言われてこの会社に入りました。そしたら、急に肉大将の店長が辞めてしまって。で自分が代わりに急遽店長になったんです。

そうなんですね。
じゃあ当時はずっと店長をするとは思ってなかったみたいな感じですか。

そうです。

ITではどんなお仕事をされていたんですか?

普通ですよ。オンラインショッピングサイトで
一人で作成から販売まで全部やってました。

何を販売されていたんですか?

キャップとかスマホケースとかアクセサリーとか。全然肉大将には関係ないものを作って売ってました。
Tシャツだったり、にわかせんぺいのキャップとかライセンス取って売ったりして。

そうだったんですか、なるほど。
じゃあ、当時は通販の仕事をずっとやりたいなという思いだったんじゃないですか?

そうですね。めちゃくちゃ面白かったです。やっぱ楽しかったですね。

ITの仕事から急に飲食の仕事を始めるのは最初は大変でしたよね?

そうですね、したこともなかったので。

そうですよね。
飲食業のご経験が無いなかで、3年も肉大将さんの店長を続けられている理由は何ですか?

続けられた理由は、何事もチャンスとして捉えるようにしているからですね。これはITの仕事をしていたときもずっとなんですけど。通販でやってみて、店長でやってみて、上手くいって、実際でも実店舗でやったらどうなんだろうっていうのがすごい気になって。ネット上で上手くいったけど実店舗やったらそれは上手くいかないんじゃないかとかいろいろ考えているときに、一回やってみたいなっていう気持ちが出てきて、店長をやる状況になったので、それならやってみようっていう。

すごいですね。チャンスとして捉えられるっていうのが素晴らしいですね。

できないって言いたくないんですよ。できない理由を探すんじゃなくて、
できる方向をやっぱり探していきたいなっていうのはずっと前から自分の中にあるので

松尾さんは学生時代何をされていたんですか?

ファッション専門学校に行ってました。

そうなんですね。

あんまりファッションに興味があったわけじゃなかったんですよ。
どこでもいいからビジネス関係に行こうと思って、たまたまそこに行って。

じゃあ、その頃の松尾さんは飲食に行くとは全く思ってなかったんですか?

全く。今は無いんですけど、昔、潔癖症だったから触れなかったんですよ。

そうなんですか?

お肉はもちろん、排水溝の掃除とかもできないし。

それでしたら、全然変わりましたね。

今は本当になんともないですね。

すごいですね。やっぱり何事もやってみることが大事なんですね!
次は、やりがいですね、お店をやってて嬉しかったことはありますか?

レビューとか投稿してもらったときは嬉しいですね。
あとは、実際に仲良くなった人がまた来てくれたりとか。県外とか海外のリピーターの方もいるので。
日本に来る度ここに来てくれるという人が多いですね。ありがたいですね。

肉大将さんのこだわりは何ですか?

糸島のブランド豚のホルモンですかね。

糸島のブランド豚のホルモンは仕入れが難しそうですね。

そうですね。大変ですね。それもありますし、取引先を新規開拓するのに苦労しましたね。

糸島のブランド豚のホルモンもご自身でいろいろ研究、調査されて決められたんですか?

そうですね。教えてもらってっていうのもあるんですけど。
コンセプト的にも良いよねってなって決めました。

ちなみに肉大将さんのコンセプトは何ですか?

そうですね、、大衆感というか、カジュアルに「お手頃で楽しく和気あいあいと飲んだり食べたりできるように」です。

肉大将さんに伺ったことがある社員に話を聞くと、お店の方と会話を気軽にできる感じというのを聞いていたので、そういうところからワクワクだったり楽しい感じがあるのかなと。

そうですね。ホールの子とかも頑張ってくれてるんで。

肉大将さんではイベントも多くて、お手頃に利用することができますよね。
肉大将カレンダー※を最初に出されたきっかけはありますか?
※《肉大将カレンダー》肉大将さんが毎月出されているイベントカレンダー

集客のためですね。本当にもう人来なかったんです。

最初ですか?

そうです。場所はいいのに全く人が入っていなくて。

えー、そうなんですか!結構目立つ場所ですけどね。

そうなんですよね。だから、まずタレから見直しました。多分ITだから分かると思うんですけど、結局広告とかと一緒でザルにいくら水流しても抜けていくじゃないですか。だから、肉が美味しい、タレが美味しいって受け皿をちゃんと作ってから、集客しようとなって、これを作りました。

お店を営業しながら、お肉やタレを改良されたんですか?

そうです、しながらです。

しながら!それは大変でしたね。そうやって新しい肉大将さんを作られたんですね。
次に、肉大将さんでのイチオシの一品はありますか?

豚ホルモンの5種盛ですね。

5種盛ですか!食べてみたいですね。
お客様はどのような方が多いですか?

サラリーマンの方がめちゃくちゃ多いですね。

そうですよね、お仕事終わりには美味しいお肉が食べたくなりますよね!
肉大将さんについての質問としては最後となるんですが、肉大将さんの今後をお聞かせいただけますか?

そうですね、前の肉大将さんから20何年もという歴史的なものを受け継いだので、 これから何十年長く親しまれるお店にはやっぱりしていきたいですね。
だからそれがまた50年とかに続いていけばいいなと思っています。常連のお客さん結構増えてきてますし。

常連の方も大切にしてみんなに愛されるようなお店にしていきたいということですね。

そうですね。

最後にですね、Taberiiについて最初聞いたときに率直にどう思われましたか?

お客さんとして来てくれてたので、印象が良かったです。やっぱり来てくれてたっていうのはかなり大きかったですね。個人的には僕も福岡生まれで福岡育ちだから福岡を盛り上げていく活動というのがいいなと思いました。

ありがとうございます。今後、Taberiiを利用できる方も増えてくると思いますので、 一緒に盛り上げていただければと思っております。よろしくお願いします。

はい。よろしくお願いします。

本日はありがとうございました!