Interview
和こじま様
インタビュー
今回は、高砂にある“和こじま”店主の小島泰志さんにお話を聞いてきました!
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小島 泰志(こじま たいし)さん -
Taberiiインタビュアー
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本日はよろしくお願いします!
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よろしくお願いします!
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それでは早速ですが、まずお店の名前の由来を教えていただけますか?
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自分の名前が小島だからですね。和食屋だから、「和」でいこうと。
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「和食」にされた理由は何だったんですか?
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白ご飯が大好きだったからですね。「白ご飯なら和食だな」と思って、和食屋を始めました。
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白ご飯が本当にお好きなんですね。
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ご飯と何か、というより白ご飯が基本なんです。おかずは何でも良い。とにかく白ご飯が大好きですね。なぜ好きかと言われると特に理由は無いんですけど、日本人だからですかね(笑)。
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白ご飯への想いが、お店の原点なんですね。
続いて、お店を始められたきっかけを教えていただけますか?
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もともとフレンチにいて、「こじま亭」というところで17年働いていたんですけど、そこから自分で店をしたいなと思って。20代の頃から何でも良いから自分で商売をしたいと思っていたんです。たまたま飲食の世界に入ったから飲食店をやったけど、洋服屋でも、時計屋でも、眼鏡屋でも良かったです。
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お店を始められてどのくらいになりますか?
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もうすぐ16年です。
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長くお店をされている中で、こだわりや大切にされていることはありますか?
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自分らしさを出すことですね。あんまりガチガチの和食屋さん、割烹という感じにはしたくなくて。自分が表に立つと決めていたから、自分らしさを出そうと思ってお店を出しました。もともとフレンチで、かっちりとしたフランス料理屋にいたので、その雰囲気をあえて全部入れ替えたかったんです。表からは少し高級に見せながら、「中に入ったら全然違うやん」みたいな良い意味でギャップがあるお店にしたいと思ってやっています。
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そのスタイルは、最初からずっと変わっていないのですか?
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最初から自分のスタイルは決めていて、全く変えていないです。接客は、どんなに偉い方が来ても、家族で来ても、彼女と来ても、スタイルを変えません。偉い方だから特別な接客をするというわけではなくて、みんな一緒。その中で自分らしさはちゃんと持って、一本筋を通していく、そういう接客を心がけています。
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お客さんとはよくお話しされますか?
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めちゃくちゃ話しますね。カウンターが良いというお客さんも多いですし、僕を紹介してくれる方も多いですね。お客さんから「大将の小島さんだよ」と言ってもらえることもあって、そうやってインパクトが残るのはありがたいですね。
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どんなお話をされることが多いですか?
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どんな話って言われると、ちょっと難しいですね(笑)。
自然体でいくので、その場の雰囲気やお客さんに合わせて話すようにしています。話すのがあまり得意じゃないお客さんもいらっしゃって、ずっと接客をしているからだと思いますけど、入ってきた瞬間に自分の肌で何となく分かりますね。だけど、どんな方でも会話の入り口があるので、その間にすっと入っていけるようにしています。もともと洋服屋で働いていたので、接客に対して不安はあまり無いですね。
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お話を伺っていて、接客の距離感がすごく自然で、楽しんでされているのだろうなと感じます。
次に、お店の一押しメニューを教えていただけますか?
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やっぱり白ご飯、土鍋ご飯ですね。一押しなので、コース料理の中にも全部土鍋ご飯が入っています。どのお客さんも、ご飯を食べるときに笑顔になるんですよ。例えば、「今日はご飯はいいよ」とか「糖質が気になる」と言う人でも、必ずちょっとは食べます。みんな食べて帰るので、自信がありますね。
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炊き方でこだわられていることはありますか?
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基本通りのやり方で、ちゃんと一つ一つ見ながら炊いています。目を離すと失敗するんですよ。だから、その瞬間、瞬間を見ながら炊いています。
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土鍋ご飯は開業当初からずっと出されているんですか?
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最初はやっていなかったです。大きい釜で炊いていた時期もあったんですけど、一組ずつ炊いた方がお客さんの満足度が上がるなと思って始めました。
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すごいですね!一組一組のお客さんに合わせて炊かれているんですね。
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そうです。2名なら2名分、6名なら6名分で人数に合わせて土鍋で炊いています。そのスタイルがやっぱりベストかなと。提供する際にふたを開けてお見せすると、感動される方も多いし、写真を撮って帰る方も多いので嬉しいですね。そうしたパフォーマンスは大事にしています。お米は福岡なので「元気つくし」を使っています。
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白ご飯がお好きだと仰っていたので、一押しにつながっているのだなと、とても納得しました。ご飯への愛がとても伝わります。
お料理のメニューはどのように決められているんですか?
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メニューは僕が決めるというより、料理長が全部決めています。毎月、月ごとに変わるので、お客さんに楽しんでいただけているんじゃないかな。
和食の中にも、少し洋の要素を入れたり、ソースを変えたり、そういう工夫も全部考えてくれていて、信頼しているので基本的には「好きなようにやってくれ」と伝えています。最終的には月末に実際に出す料理を食べて確認していますが、これまで「ダメ」と言ったことはほとんどないですね。「いいね、それで行こう」という感じです。
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お店には、どんなお客様がよく来られますか?
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平日は企業の社長さんや会長さんなどが多いですね。ご紹介でつながりが広がっていくことも多いです。東京から接待で来られる方もいて、平日は9割くらいが企業の方です。土曜日は、結婚記念日や誕生日などで利用される方もいらっしゃいます。あと、結婚前のお顔合わせで使われる方も多いですね。
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記念日など、特別な日に利用される方も多いんですね。
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そうですね。インスタや食べログなどで口コミが出ているので、お客さんが調べて、お祝いと言えばうちの店の名前が出てきてご利用いただくことが多いです。
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小島さんの接客が素晴らしいので、それを頼りに来られる方も多いのではないかと感じます。
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どうですかね(笑)。
最後に「めちゃくちゃ面白かった」と言ってもらえたらそれで良いんですよ。このお店の雰囲気で、この接客なんだっていうギャップを狙っていたので、「いらっしゃいませ」というよりは、「ああ、どうも」くらいの感じが良いんです。あまりかしこまりすぎず、お客さんも構えずに入ってきて、自然に座っていただけるような感じが良いです。
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お店の場所はどのように決められたんですか?
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僕は福岡出身なので、福岡でやると決めていました。ずっと博多で育ってきたので、やっぱり博多が良いんですよね。
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店内もとてもお洒落ですよね。
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デザインは全部自分でしました。デザイナーさんに「こんな風にしたい」と伝えて、見てもらったら「全然このままでオッケーだね」と、そのまま形にしてもらいました。
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コンセプトのようなものはあったんですか?
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特別にコンセプトを決めたというよりは、直感ですね。空間を広くとってお客さんが自然にゆっくりできるようなイメージで。個室に飾っている「無心」という字も、知り合いの先生に書いてもらったもので、そういうのも含めて、全部直感で決めています。
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センスが素晴らしいです!
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そういう感覚って、普段から見ているものの影響はあると思っていて。洋服が好きでよく買い物に行くんですけど、ディスプレイが変わったなとか、すぐ分かるんですよ。そうした感覚はお店づくりにも通じていて、例えばグラスひとつ変えるだけ、ちょっとしたことでも印象は変わると思っているんです。
例えば、うちではハンドソープも少し良いものを置くようにしています。料理とは直接関係ないように見えるかもしれないですが、そういう細かい部分も含めて「ちゃんとしているね」と感じてもらえることが大事だと思っていて。グラスやお茶碗、お箸なども含めて、そういう積み重ねを意識しています。ホテルでも、三ツ星や五ツ星は細かいところまで整っていますよね。そういう小さいところの積み重ねが大事だと思っています。
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16年続けてこられて、お客さんに言われて嬉しかったことや印象に残っていることはありますか?
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「美味しいね」「また来月来ていい?」「3日後にまた来ていい?」という人も結構多いので、そう言ってもらえるのが一番嬉しいですね。あとは、「めっちゃ面白いね」と言われるのも嬉しいです(笑)。
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これからのお店について、展望や挑戦してみたいことはありますか?
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来年で60歳になるので、大きな野望があるわけではないけど、僕が辞めたら若い人たちにこの店をやれるようにしたいという想いはあります。売るというより、お店もお皿も「全部使っていいぞ」という感じですね。
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太っ腹ですね!
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太っ腹ですかね。お金というよりは、気持ちですね。ちょっとオープンすぎて、嫁さんには怒られますけど(笑)。
あとは、お店を始めて10年超えたので、これからも基本を確実にやっていくことで、お客さんからの信用も上がっていくのかなと思っています。商売をするには、儲かりたいとか、どんどん広げたいという考え方も大事だと思うんですけど、僕はちょっと変わっていて、ボロ儲けするよりもお客さんに満足してもらうことが先だと思っています。そうしたら、お客さんも増えるかなという気はしています。
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ありがとうございます。
最後に、Taberiiについて率直にどう思われましたか?
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すごく良い!少しずつ利用者も増えてきて、浸透してきている感じがありますね。あと、新しいスタッフが入ったので、ランチメニューがこれから増えていく予定です。ランチのリクエストも多くあったので、今後さらにお客さんも増えていくのではないかと思います。
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ありがとうございます!
インタビューは以上になります。本日はありがとうございました。
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ありがとうございました。